Japan Societyでの七五三のお祝い (2024年)

今年も、The Japan Societyさんとインターナショナル神道ファンデーションの共催で、七五三が2024年10月19日 (土)-2024年10月20日 (日)に行われるそうです。 もうずいぶん前の話ですが、自分たちが行った際の体験談をここ (https://japanese-schools-newyork.com/2018/10/japan-societyでの七五三に行ってきました-2018年/)に書いているので、参考になれば幸いです。あと、ニューヨークで子供の七五三の着物レンタルと着付けをしてくれるサービスを提供しているという業者さんの情報もここ (https://japanese-schools-newyork.com/2018/08/japan-societyでの七五三の写真撮影-2018年/)にまとめています。 Title: ニューヨーク国際七五三 (Shichigosan: Celebrating the Health of Children) Date: Saturday, October 19,…

海外で受講できる日本語通信・オンライン教育

新型コロナウイルスのパンデミックが沈静化し、その影響で多様な生活や仕事の形態が変化を遂げました。その中でも、継承日本語教育におけるオンライン教育の導入は特に顕著であると感じます。 コロナ禍の際、自宅待機を余儀なくされた際には、日本の子どもたちがオンラインで教育を受けられるよう、日本での教育のオンライン化が急速に進みました。コロナが終息した後、日本における学校教育のオンライン化はあまり進展していないように見られますが、日本の教育をオンライン化する際に協力した塾や出版社などの教育機関は、コロナ禍で得たオンライン教育のノウハウを引き続き活用しようとしている様子が窺えます。 今週のNYジャピオン (vol. 1265; https://www.ejapion.com/default/58361/)には、海外でも受講可能な日本語通信・オンライン教育に関する特集が組まれており、その特集で紹介されたオンライン教育機関を一覧にして、自分個人の感想を付け加えています。 ベネッセ / こどもちゃれんじ Link: https://benesse.co.jp/zemi/kaigai/ 自分たちが子供の頃からある、進研ゼミです。「ベネッセ / こどもちゃれんじ」は、日本の幼児向け教育通信講座で、日本国外でも郵送での受講が可能になっています。自分の子供たちも5-6歳くらいまで受講していて、毎月、おもちゃ付きの本が届くと楽しそうに遊んでいました。継承日本語教育にはとても有効な教材だと思います。 オンライン家庭教師WAM Link: https://wam.onl/overseas/ 「オンライン家庭教師WAM」は、個別対応の日本語教育サービスで、インターネットを通じてリアルタイムでプロの講師による指導を受けられるサービスです。アメリカの学校でいうとチュータリングというものになるかと思いますが、Zoomなどのオンラインプラットフォームが向上したので、かなり受けられるサービスもよくなっているのではないかと感じます。 Z会 Link:…

Brooklynの新しい日本語デイケア: Enso Daycare

ブルックリンに、Enso Daycareという新しい日本語によるデイケアサービスが始まったそうです。 Enso Daycare Address: 130 15th St, Brooklyn, NY 11215, United States Phone: 929-530-0744 Hours: Monday: 8:00am-6:00pm, Tuesday: 8:00am-6:00pm,…

StarchildでのAfternoon/Spotcareサービス

マンハッタンのEast Villageで主に低年齢の子女向けに日本語での保育を行っているStarchildさんが、現地校に行っている人のためにafterschool programと現地校の休日の際のspotcare serviceを開始したそうです。 スターチャイルド (Starchild) 住所:435 East 6th Street #1GF, New York NY 10009 https://starchildny.com アフタースクールプログラム 午後の保育サービスについての要約です。パブリックスクールや私立学校に通うお子様を、2:45PM~5:30PMの間お預かりします。特定の地域では学校からの迎えも可能です。アフタースクールプログラムでは、月曜に音楽クラス、火曜に数学クラス、水曜にひらがなクラス、木曜に自由活動、金曜に運動クラスを提供します。さらに、通常のクラス後には、個々のレベルに応じた集中クラスも実施します。 アフタースクールプログラム パブリックスクールが休校の際に困った場合のための「パッケージ秋」の案内です。特定の4日間(9月4日、10月3日・4日、11月1日)にパッケージ料金で利用可能で、通常のスポットケア料金よりもお得です。私立学校に通う生徒向けに、別の日程でのパッケージも相談可能ですが、アメリカンホリデーは除かれます。

日本の小学校への夏の体験入学 2024年 (その1: 広島旅行)

二年連続は難しいかと思っていたのですが、今年も、夏に一時帰国して、子供を日本の小学校に体験入学することができました。日本の小学校に体験入学については、去年、結構記録を残したので、今年は小学校に行っていない週末などの活動について書いてみようと思っています。今日は、週末に行った広島旅行の紹介です。 11歳と8歳の子供を連れて、大阪から一泊で広島旅行に行ってきました。当初の目標は2つあって、一つ目は子供と新幹線に乗る機会を作ること、もう一つは広島の「原爆ドーム」と「広島平和記念資料館」の見学に行くことです。これだけだったら大阪からの日帰りも可能だったのですが、連れ合いが、2023年にサミットが行われてからよく取り上げられている宮島に行ってみたいと言っていたので、宮島に一泊する小旅行になりました。

日本語補習校での戦争教育について その1

これまでは日本語能力だけを目標に継承日本語教育を行ってきたのですが、子供が十代になると、世界の歴史に関する情報なども少しづつ学校やメディアなどで学習してくるようになりました。今回は、特に気になった日本語補習校での戦争教育について書いてみようと思います。 継承日本語教育を行っている (特に補習校として、日本の学習指導要領に沿って日本語の教科書を使って指導している)学校に行っている場合は、アメリカの学校で教えられる世界の歴史と、日本の学習指導要領による世界の歴史の間に違いが出てきます。アメリカではヨーロッパ史に重きが置かれて、日本ではアジア中心の世界史に注目するという地理的な理由による違いは良いのですが、歴史の解釈や視点が異なる場合は、継承日本語を学んでいる子女は、一つの歴史的事実に対して、二つの異なった視点を学校で教えられることになります。また、十代はアイデンティティーを形成する上で重要な時期なので、その異なる視点や意見を子供たちがどのように理解するのかは、子供の将来のアイデンティティ形成には非常に大事だと思います。

gate.io

ニューヨーク近郊での桜祭りの2024年の情報です。今年は、丁度、春先に日本の岸田首相のワシントン訪問があったせいか、いろんなところで桜祭りが多く行われているような印象を受けました。あと、The New York Timesでも桜に関する記事がここ (https://www.nytimes.com/article/nyc-cherry-blossoms.html)に乗ってたりと、メディアでも多く桜のことが取り上げられています。 Subaru Cherry Blossom Festival of Greater Philadelphia Date: Late March – Late April Time: TBA…

ブルックリン日本語学園 (BJAFA) のオンライン説明会 (2/25/2024)

ブルックリン日本語学園 (https://nihongogakuen.org) のオンライン説明会が、2024年 2月25日 (日)に行われるそうです。ブルックリン日本語学園は、日本人学校の補習校と同様に、日本からの支援を受けている正規の「補習授業校」なんですが、教育方針として、現地の多様な日本語環境にも対応するということで、日本人学校の補習校とは少し異なったカリキュラムを組んでいます。現地校とのスケジュール調整を楽にするために、9月入学(日本人学校の補習校は通常は4月入学)を行なっていたりするなど、特徴が多い補習校の一つです。

NYの日本語バイリンガル/継承語教育のFacebook Page

ウェブサイトのアップーデート告知用のFacebook Pageを作りました。ウェブサイトをアップデートしたり、ブログでは記載しない情報などはFacebookで上げていこうと思っています。 リンクは https://www.facebook.com/people/ニューヨークの日本語継承語教育/61555677316930/です。よかったら”Like”/”Subscribe”してください。質問やコメントなどもしてもらえると嬉しいです。

全世界の日本の在外教育施設の在籍学生数 (2024年)

海外教育振興財団(JOES)が発行していた「海外子女教育」という機関誌で「ただいま何人!?」というシリーズがあり、在外教育施設で学ぶ子女の在籍者数のレポートが掲載されていたのですが、「海外子女教育」は2023年に廃刊になってしまいました。「ただいま何人!?」シリーズは、どうなってしまうのかと気になっていたのですが、JOESのオンラインマガジンである”JOES Magazine”で無事引き継がれ、2024年の集計も以下のサイトで公開されています。

ニューヨークでのひな人形の展示 (2024年2月-3月)

毎年、毎年3月3日に行われる「ひな祭り」のため、いくつかの日系団体では雛人形の展示を行なっているようです。一般的には、日本では雛人形は3月3日に飾ります。3月3日は「ひな祭り」で、女の子の健やかな成長を祝うお祭りの日です。雛人形は、この日を中心に数週間前から飾ることが一般的で、日系の団体の中でも2月中旬くらいから雛人形を飾るところがあるようです。地域の習慣によって異なるようですが、多くの場所で「ひな祭り」が終わった後にも雛人形を飾るのは縁起が悪いということで、3月3日以降は雛人形を飾るところは少なくなります。 以下、わかっている範囲で、ニューヨーク周辺で雛人形を展示している場所です。他にもご存じのところがあれば、メールかコメントお願いします。 フレンズアカデミー (Japanese Children’s Society / Friends Academy of JCS) Address: 310 W 103rd St, New York, NY 10025…

日系メディアのデータベース: AAPI Media Map & Directory by CUNY School of Journalism

ニューヨーク市立大学のJournalismの大学院で、アジア系アメリカ人のための英語以外の報道機関のデータベースを作成するプロジェクトがあります。全米で、635社のアジア系アメリカ人のための報道機関があり、そのデータベースが一般に公開され、オンラインの地図上ででも確認できるようになっています(右のメニューにある”Directory”, “Map”, Visualizations”をクリックするとみられるようになっています)。 日系アメリカ人(日本語メディア)に関しては、以下の34報道団体が記録されています。もし他にも日本語によるメディアがあるようでしたら、プロジェクトの担当者 (kavitha.rajagopalan@journalism.cuny.edu)まで連絡くださいとの事でした。 Anis Atlanta (Atlanta, GA) Chicago Shimpo (Chicago, IL) Cultural News (Los Angeles, CA) Daily Sun…

国際交流基金による継承日本語教育支援のグラント ($1,000-$5,000)

国際交流基金 (The Japan Foundation)は、日本語を外国語として教えている教員や学校に対して多くの支援を行ってきました。ただ、これまでは継承日本語は、外国語教育でないという理由で支援はされてきませんでしたが、2023年度から継承日本語教育支援の為のグラント ($1,000-$5,000)も開始したとのことです。詳しくはhttps://keishonihongo.org/2023/11/29/4748/で見られます。

ニューヨークでの子供向けのお正月イベント (2024年)

1月に餅つきなどのお正月イベントを行うところは結構あるので、わかる限りのものをこちらでまとめてみました。もし他に何かあるようでしたら、コメント欄でシェアしてください。 Mitsuwa NJ: Oshogatsu, New Year’s Special Event and New Year Lucky Bag Date: Saturday, January 6, 2024 Time: 11:30pm-…

Japan Societyでの七五三のお祝い (2023年)

2023年のJapan Societyでの七五三のお祝いの情報がウェブサイトに掲載されていました。コロナのために2020年から2022年までは開催されていなかったので、なくなってしまうのではと思ったのですが、2023年はSaturday, October 28 – Sunday, October 29, 2023に開催されるそうです。 もうずいぶん前の話ですが、自分たちが行った際の体験談をここ (https://japanese-schools-newyork.com/?p=1054)に書いているので、参考になれば幸いです。あと、ニューヨークで子供の七五三の着物レンタルと着付けをしてくれるサービスを提供しているという業者さんの情報もここ (https://japanese-schools-newyork.com/?p=947)にまとめています。 Title: 七五三 (Shichigosan: Celebrating the Health of Children)…

NYC DOEによるアジア系アメリカ人の歴史の教科書

アメリカの複数の州で、アジア人を含むアメリカの少数民族の歴史を公立のK-12の学校で教えるようにしようという運動があります。東海岸の中では、Connecticut, New Jersey, Rhode Islandでは、アジア系アメリカ人の歴史をカリキュラムに含まないといけないという法律がすでにできたそうです。 ニューヨークは、それらの州からは少し遅れているのですが、2022年くらいから少しづつアジア系アメリカ人の歴史をカリキュラムに導入する運動が起きています。その運動の一つとして、NYC DOE (Department of Education)が行なっている”Hidden Voices”というプロジェクトがあります。Hidden Voicesでは、これまで学校の歴史では脚光を浴びてこなかった人たち(LGBTQや少数民族の人たち)のアメリカへの歴史の貢献を教材化する取り組みが行われているそうです。 アジア系アメリカ人に関しては、Hidden Voicesプロジェクトで、アジア系アメリカ人の歴史に関するSocial Studiesの教科書を作成したそうです。 Louie, V., Joshi, K., An,…

日本語のデジタル図書 (Libby / Queens Library)

以前、ここで国際交流基金がLibby (OverDrive)を使った日本語教育図書を提供しているのを書きましたが、同様なサービスが、Queens Libraryでも始まりました。Queens Libraryのbylineは、”We speak your languages”で、以前から日本語を含む外国語の書籍のカタログに力を入れていましたが、今回のLibbyのサービスも、英語のデジタル書籍よりも外国語のデジタル書籍に力を入れているようでした。

Japan Villageでの夏祭り (2023年)

今年も、2023年 8月26日 (土)にJapan Villageで夏祭りが行われるそうです。太鼓や三味線の演奏、盛岡のさんさ踊り、夏祭りの屋台、盆踊りなどが企画されているそうです。 Summer Festival at the Japan Village 2023 Date: Saturday, August 26, 2023 Time: 2:00pm-6:00pm Place: Japan…

ニューヨーク総領事館による日本語の教科書の配布 (2023年後期; 2023年 9月7日締切)

ニューヨーク総領事館による日本語の教科書の無償配布のお知らせです。在留届を出した日本国籍を有する小学生以上の子女で、ニューヨーク総領事館の対応州 (ニューヨーク州、ニュージャージー州、ペンシルベニア州、デラウエア州、ウエストバージニア州、コネティカット州、プエルトリコ、バージン諸島)に住んでいる方は、以下の手順で教科書の無償郵送(郵送費は含まず)が受けられるそうです。申請期間は、2023年9月7日(木)必着とのことです。

週刊NY生活 School Life 特集 2023-2024

週刊NY生活誌が毎年やっている「School Life特集」の2023年度版が今週号の紙面に載っています。 https://nyseikatsu.com/editions/903/903.pdf 2020-2022年までの特集と比べると、もうすでにコロナ対策などは書かれておらず、コロナ後の各学校の特色などを紹介しているようです。今年、紹介されている学校のリストは以下のとおりです。 全日制日本人学校 スターチャイルド・デイケア こどものくに幼稚園 リセ・ケネディ日本人学校 (*補習校も併設) ニューヨーク育英学園 フレンズアカデミー ニューヨーク日本人学校 ニュージャージー日本人学校 ニューヨーク市立PS147 あおぞらアカデミー NJこぐま幼稚園 補習授業校 Alto 日本語補習校 育英サタデー・サンデー・アフタースクール…

継承日本語の映画: トイレット (Toiretto)

日系人として生まれたけれども日本語も日本文化もあまり知らない三兄弟が、両親が亡くなった後に、日本から来た日本語しか話さない「ばあちゃん」と一緒に生活するというストーリです。継承日本語とは直接関係ないですが、日本語や日本文化がなくても日本にルーツのある子供たちのことや、言語や文化を超えた人間性や人との繋がりをテーマにした映画です。

継承日本語の映画: ハーフ (Hafu)

日本で、外国人の両親のもとに生まれた「ハーフ」と呼ばれる人たちが、日本の環境の中でどのようにアイデンティティーを確立しているのかを紹介したドキュメンタリー映画です。ドキュメンタリーの題材は、単一民族国家と言われる日本に住む多国籍なルーツを持つ人たちですが、海外で日本人としてのルーツと現地のアイデンティティーを両立している子供達を育てている人にも共感をあたえます。

ニューヨーク近郊での継承日本語学校のリスト

ニューヨーク近郊での日本語バイリンガル/継承語学校の情報をここ (https://japanese-schools-newyork.com/?page_id=127)でまとめています。就学年齢、連絡先、料金などもっと詳細が書いているリストが必要な方は、メール (tomonori_nagano@hotmail.comでご連絡ください。リストの情報が古かったり、新しい日本語教育施設などがあるようでしたら、サイトのしたのコメント欄に投稿していただければアップデートします。

国際交流基金の継承日本語ウェブサイト

全世界で日本文化、日本語教育の支援をしている国際交流基金 (The Japan Foundation)というところが、アメリカでの継承日本語教育の拡充のため、ウェブサイトを立ち上げました (https://keishonihongo.org/)。 まだ、内容的には、継承日本語教育のモデルとなる学校が紹介されていたり、ウェブサイト上の掲示板で情報交換ができたり程度のものですが、国際交流基金は、日本政府の方針が非常に強く影響される団体で、これまでは、海外での日本語教育支援では、日本語を第二言語として学ぶ人の支援だけを行なっており、継承日本語(日本語を家庭言語として学ぶ人)に関しては支援は全く行なっていませんでした。そういう点では、非常に意味深い変化だと思います。

継承日本語イベントカレンダー (NYC) 2023

継承日本語イベントカレンダー (NYC) 2023 日本語を継承語として話す子供向けのイベントをまとめました。何かお勧めなイベントがあれば、コメント欄で情報共有ください。適宜、リストに追加します。

ニューヨークの子供遊びスポット: Cupkins Play Cafe

Queens Baysideにある0歳~6歳向けのインドアプレイルームです。90分で$20。2歳の子供と行きましたが、1時間半では足りないくらい楽しめました。とてもきれいでおもちゃが大変充実しています。一番の目玉はロフトからボールプールに降りてこられる滑り台。そのロフトへはボルダリングの要領で登っていきますが、これは2歳以上じゃないと難しいと思います。0歳児向けのコーナーもあり、一応セクションが分かれていました。

日本の小学校への夏の体験入学 2023年 (その2: 初日)

2023年の夏に一時帰国し、日本の小学校での夏の体験入学をすることにしました。前回の手続き編の続きで、今回は日本到着から体験入学初日に関する体験記です。 日本に到着の翌日に、市役所に行き、一時体験入学の手続きをしてきました。滞在先は、比較的大きな市でしたので、おそらく以前にも体験入学の手続きをしていたことがあるようで、話をすると簡単に手続きをしてくれました。自治体ごとにかなり手続き方法は異なるようですが、自分がお願いした市では、体験入学の方法は二種類あるとのことでした。

日本の小学校への夏の体験入学 2023年 (その1: 手続き)

2020年にCOVID-19の為キャンセルしなければならなかった日本の小学校での夏の体験入学 (https://japanese-schools-newyork.com/?p=1822) を2023年の夏にする計画をしています。まだ手続きをしている状況なのですが、手続きで必要だったことなどを書いておこうと思います。 2020年の際の手続きと比べて感じたのは、全体的に手続きがスムースにいっていると感じます。いろいろ理由を考えたのですが、COVID-19の為に、多くの学校既存の手続きなどが大幅に改正されて、新しいことがしやすくなったというのがあると思います。日本の市役所や学校は、良くも悪くも前例にとらわれることが多く、前例がないことはしにくかったのですが、COVID-19の中で前例にとらわれない手続きのやり方などが確立されてきたのかと感じました。あと、もう一つの理由は、これは直接的な影響は少ないと思うのですが、「在外教育施設における教育の振興に関する法律」が2022年に施行され、同法の「基本的な方針」が2023年に発表されたのがあるのかもしれません。これらの新しい法律で、在外にいる日本邦人の子女の教育が国の責任として明示されたので、海外にいる子女の教育に関しても日本の子女と同様に教育への法律的な義務が明確にされました。ただ、同法の主な対象は、海外で一時的に日本の教育を受ける状況にある邦人子女で、夏の一時体験などは対象となっていないので、あるとしても間接的な影響だと思います。

北米の日本人学校補習授業校(日本語補習校)のリスト (2023年時点)

「在外教育施設における教育の振興に関する法律」が2022年に公布・施行され、日本政府が支援する日本人学校と補習授業校の在り方に大きな変化がありそうです。現時点では、具体的にどのような変化になるのかはわからないのですが、少なくとも注目度が上がっているのは確かで、これまでは、かなりバラバラになっていた日本人学校と補習授業校の系統だったリストなども公開されています。

あおぞらコミュニティー 幼児教育ディレクターの募集

あおぞらコミュニティー (https://www.aozoracommunity.org)で、2023年度からの幼児教育ディレクターの募集をされているそうです。 本日は、求人募集のお知らせです。現在あおぞらコミュニティーでは、幼児教育ディレクターを募集しています。以下の詳細を、ご興味のありそうなお知り合いに、ぜひシェアしてください。よろしくお願いします!! Position: Preschool Education Director Job Type: Full-time Experience: Teaching (young children): 8 years (Required) Language: Japanese fluently…

PBSのドキュメンタリーAsian Americansの無料公開

5月がAAPI Monthのためだと思うのですが、PBSが作ったドキュメンタリーのAsian Americansがオンラインで無料公開されています。 1時間の5つのエピソードがあり、アジア系アメリカ人の歴史について紹介されています。日系アメリカ人の歴史について深く書かれているのは、Episodes 2-3で、Episode 2では、第二次世界大戦中に日系人強制収容所に収容された日系アメリカ人たちが「アメリカの兵役に就くかどうか」、「日本の天皇には忠誠を誓わないか」などの質問をされ、その答えによって、家族がばらばらにされてしまった歴史などが紹介されています。Episode 3では、第二次世界大戦後に”Model Minority”とあだ名されて、アジア人は白人社会にとって脅威であるとメディアで報道されて迫害されるアジア人の歴史を紹介しています。 10歳になった自分の子供と見たのですが、学校でもある程度、アメリカの歴史を勉強しているので、いろいろ質問されました。たぶん、子供と見るのであれば、最初に自分だけで見て、わからないところなどは事前に調べておいた方がよいかもしれません。上記のサイトでは、教育用の解説資料やその他のリソースも見ることができるようです。 以下、それぞれのエピソードの解説です。 Episode 1 – Breaking Ground: In an era of exclusion…

このブログに投稿する”contributors”の方募集中

ブログを書き始めてもう7-8年になり下の子供も大きくなってしまったので、ちょっと学齢期前 (5-6歳まで)の子供向けの情報が集まりにくくなってきました。もし、ニューヨーク付近で学齢期前のお子さんがいて、このブログで情報発信/共有したいという方がいれば、ぜひご連絡ください。内容的には、継承日本語に役立ちそうな情報(イベントとか)、継承日本語を教える学校に関する情報、また、最近はあまり多くないのですが、継承日本語に関する研究論文などが発表されたら、その内容の紹介などをしています。 興味がある方は、tomonori_nagano@hotmail.comまでご連絡ください。

日系一世移民対象の研究参加者募集

カリフォルニア臨床心理大学院(アライアント国際大学)の博士学生に在籍されている谷澤香さんという方が、日系一世移民対象の研究を行っており、対象者を募集しているそうです。おそらく、継承日本語話者の保護者の方は対象になるのかと思います。詳しくは、以下の案内を参照ください。

ニューヨークの子供遊びスポット: Brooklyn Botanic Garden

桜のシーズンということで、子供の春休み (4月中旬)を利用して、Brooklyn Botanic Garden (https://www.bbg.org)に行ってきました。総合的には、Brooklyn Botanic Gardenの桜は種類的に開花が遅いのか、4月中旬ではあまり桜が咲いていなかったことと、多分、基本的なスタンスとして、小さい子供を連れてきて楽しむような感じの施設ではないなぁというのが感想です。

ニューヨークの子供遊びスポット: American Dream (NJ)

ちょっと遠出して、ニュージャージーのSecaucus付近にあるAmerican Dream (https://www.americandream.com)というところに行ってきました。American Dreamは、ニューヨークから車で30分程度の距離にある、巨大な総合アミューズメント施設です。全体的な感想としては、かなり遊べる施設で、一応公共交通機関もあるのですが、車がないと行きづらいです。子供の年齢的には、幼児向けではなく、子どもが6-7歳以上、特に10歳くらいの子供にはとても楽しい施設だと思います。 American Dreamは、主に、次のような施設で構成されています。 Nickelodeon UNIVERSE: Spongebobなどが有名な子ども向け番組のNickelodeonをテーマにした施設です。いろいろな乗り物があり、$80程度のパスを購入して乗り放題で遊べます。多分、シーズンによって料金は変わっているのだと思いますが、自分が見た限りでは一人あたり$80-100程度でした。 DreamWorks WaterPark: インドアにある巨大プールです。波があるプールや、大きな滑り台などがあります。こちらも、$80程度のパスを購入して遊べます。 Big Snow: インドアにあるスキー場です。通常のスキーやスノーボードだけでなく、小さい子供向けのそり遊び施設もあります。こちらも、$80程度のパスを購入して遊べます。スキー用品がない人は、追加料金でスキー用品をレンタルできます。また、The Rink (https://www.americandream.com/venue/the-rink)という屋内スケート場もあります。 Legoland: 屋内でレゴが多く遊べたり、レゴで作られた色々な作品を見れたりする施設です。3-8歳くらいの小さい子供向けの施設で、ニューヨークにあるテーマパークであるLegoland Park…